2006年09月18日

世界の変化について:世界革新の問題:ポスト唯物論・ポスト西洋と超次元的世界観

世界の変化について:世界革新の問題:ポスト唯物論・ポスト西洋と超次元的世界観

テーマ:メタ・モダン進化meta-modern

ブッシュのタカ派的政策の行き詰まり、それへの批判が、USA国内で、高まり、また、ブッシュに同調したブレアが退陣することになり、また、アメリカ主義者の小泉首相も退くことになり、その他、中東問題(ヒズボラの勝利、イランの躍動、他)、ラテン・アメリカの跳ね返し(チャベス、他)等を見て、世界は、いわゆる、多極化へと向かっていると言えるだろう。
 しかし、呑気に、評論家のように言ってはいられないのである。私見では、これは、西洋中心主義の終焉なのである。つまり、西洋文明の終焉なのである。この意味することを、注意深く考察しないといけないのである。
 ここに来て、ポスト構造主義ないしポストモダンが問題にしたことが、真に問題となっていると言えるのである。これは、言い換えると、キリスト教ないしユダヤ・キリスト教的西洋文明の終焉である。これは、近代物質主義を生み出し、現代の狂気的な破局を帰結させているのである。
 これまで、不連続的差異論/プラトニック・シナジー理論(以下、DD/PS理論ないしDDPS理論:a discontinuous difference/platonic synergy theoryの略である)の視点から、メディア/現象境界である超越境界、いわゆる、構造主義の厳然たる構造(超越論的同一性構造)が、西洋文明の土台・根幹・基底であることが判明したのである。ポスト構造主義は、この構造の超克を意図したが、ポストモダン流行時期の優れた思想家であったデリダもドゥルーズも、結局、この構造から、真に脱却できなかったのである。これは、ポストモダン流行以前の、ニーチェ哲学とフッサール現象学を、発展的に継承できなかったことを意味すると考えられるのである。【この問題に関して、ハイデガーの思想が、最高度に有害・害悪であったと考えられるのである。フッサール現象学の画期的独創性(超越論的不連続性)を、ハイデガーの思想は内在的連続性の観念によって、隠蔽してしまったと考えられるのである。このハイデガーの思想が、後のポストモダンの限界を生み出したと言っても過言ではないだろう。】
 結局、政治・経済・社会的世界が、理論の行き詰まりを超えて、大変化しているのが現状であろう。いったい何が起きているのか。それは、構造主義の構造、超越論的同一性構造が、意味をもたない時代に世界が入ったということだろう。つまり、差異が、諸差異が、換言すると、特異性・単独性、即ち、諸不連続的差異が賦活された世界になったということである。これまで、西洋文明、とりわけ、USA中心の構造が支配しているのであるが、この構造主義を打ち破る動きが世界に発生しているのである。政治・経済・社会的実在が、構造主義を超克したのである。そう、多極化とは、理論的には、DDPS化である。そう、近代の同一性中心主義(唯物論、近代的合理主義、近代的自我、プロテスタンティズム)の崩壊・終焉・破滅がここには生起しているのである。ユダヤ・キリスト教的西洋文明の終焉が、今は、実在となったのである。この意味することは、途轍も無い。
 USAに隷従してきた日本は、大破局の危機にあると言わざるを得ないのである。今度の安倍政権は、予想通り、短命であろうが、ポスト安倍が今や核心的問題である。ベスト・チョイスは、小沢政権であろう。それしか、考えられない。そして、おそらく、そう歩むだろう。今や、大陣痛の時代である。日本国民は、大覚醒しないといけない。近代主義の幻想・妄想・狂躁に酔っぱらっていてはいけない。
 とまれ、今や、DDPS理論の時代になったと言えよう。ポスト西洋文明のコスモス文明の時代になったと言えよう。近代主義のドラッグ時代から、いちはやく、衆生はエクソダスしないといけない。

 西洋は死んだ!

参考:「安倍政権が誕生した場合の、その性格予測 ◆これは、日本の正統な保守陣営の再集合政権である。つまり、反小泉であり、アジア主義である。」
http://blog.kaisetsu.org/?eid=447759
『海舌』 the Sea Tongue by Kaisetsu of ODA Watchers  『New Platonic Synergy Theory』 
posted by ソフィオロジスト at 10:37| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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